だって実際健に何言えばいいか解らないしだからって壱をほっては置けない


優柔不断な私


『ほらね困るでしょ?結衣はさいつもずるいよ…健にもいい顔してさ俺にも優しくしてさでも結局いつも最後に健選ぶんだよね…俺じゃなくて健を…だからメールも電話も結局無視したんでしょ?なのになんでこんな時は来るかな?ほっておけば良いのに俺なんてさ』


壱は寂しそうに笑った


確かにそうなんだ壱の言ってる事は全て当たってる


だって壱の為に連絡を取り始めたのに健の事を思ってそれさえ逃げてた


結局私の行動が壱を壊して…


健を苦しめてる


『壱、ごめん…私…』


『もういいよ…健とこ帰れよ』


『でも…』


『じゃあ居てよ…今日1日一緒に居てよ』


壱は言う


私はどうしたらいいかわからなかった