あなたへ

ここで壱に甘える訳には行かないから


『相変わらず強がりだね、いいじゃんちょっとは俺に甘えろよ』


『嫌だね』


『そう、じゃあ仕方ないなまたね』


そう言い壱は帰っていった


私はまた事務所に戻る


そして防犯カメラを見ると外に出た壱が男たちに話しかけてた


何を話してるかはわからないけど男たちは壱に掴みかかり壱を殴ってた


そして倒れる壱を背に男たちは去っていく



私は慌てて壱の元に行く


『何してんの?』


傷だらけの壱に言う


『いやちょっと絡んだらこんな感じにやられちゃいました』


『バカでしょ何してんのよ』


笑ってる壱に言う


『仕方ないじゃん結衣ちん俺には送られたくないとか言うし他に方法ないでしょ』


『本当バカ』


まあそこが壱の優しさなんだ