朝…気だるさを残して目を覚ます
涙で枕が濡れていた
多分健が隣に居ないせいだろう
いや本当の理由は違う
夢を見たから…莉梨の結婚式の帰りに見た夢を私はあれ以来たまに見るようになってた
その夢を見た日は毎回泣きながら目を覚まし枕が涙で濡れていた
健も何度かそれを見てスゴく心配してくれた
でも涙の理由は言えなかった
今日もあの夢を見てしまった
笑う皆の中で唯一泣いてる彼
壱は辛いくらい泣いていてでもそんな彼に手を差しのべることも名前を呼ぶ事も出来ず
ただ遠くから彼を見ているだけの私
楽しくないのに泣けるくらい痛いのに笑ってる私
悔しくて悔しくて、目を覚ますと涙を流している
夢の中の壱はいつも何を思っているんだろう
なんで泣いてるんだろう
私は気だるい体を起こして健にメールをする
涙で枕が濡れていた
多分健が隣に居ないせいだろう
いや本当の理由は違う
夢を見たから…莉梨の結婚式の帰りに見た夢を私はあれ以来たまに見るようになってた
その夢を見た日は毎回泣きながら目を覚まし枕が涙で濡れていた
健も何度かそれを見てスゴく心配してくれた
でも涙の理由は言えなかった
今日もあの夢を見てしまった
笑う皆の中で唯一泣いてる彼
壱は辛いくらい泣いていてでもそんな彼に手を差しのべることも名前を呼ぶ事も出来ず
ただ遠くから彼を見ているだけの私
楽しくないのに泣けるくらい痛いのに笑ってる私
悔しくて悔しくて、目を覚ますと涙を流している
夢の中の壱はいつも何を思っているんだろう
なんで泣いてるんだろう
私は気だるい体を起こして健にメールをする


