あなたへ

パートの人たちは謝りながら急いで帰り支度をして帰っていった


『よし、じゃあ込む前に品出ししちゃおうか』


高瀬くんに言い私がレジを見ながら品だし


彼は品出しだけに専念してもらう事にした


何とかピーク前に品出しを終えることが出来た


『結衣さんって本当凄いですよね仕事早いし優しいし彼氏さんが羨ましいですね』


高瀬くんが言う


『そうかな?まあこの仕事好きだからね、そろそろ混むから頑張ろうね』


その数分後地獄のピークがやって来た


最近思ったんだ新人と二人でのピークはあり得ないくらいしんどい


真鍋っちとの時とはあきらかに違い5、6人並ぶのなんて当たり前


まあ仕方ないんだけどね


何とか今日もピークを乗りきった


『本当すいません…俺レジ遅くてめちゃくちゃ迷惑かけてますよね』


『そんなことないから大丈夫』

そう高瀬くんに言う