硝子の器に君の雫



 彼女がいなくなったあと先輩は女二人に


「俺そんな悪い事したかな?泣く必要なくないか?」


とか聞いてたから自分でももう我慢ができなくなっていた。


 女2人はえーとかでもとか訳のわからない返答をする。挙句の果てには自分の分の酒代を置いて先輩は帰ってしまった。