「ねぇ、早乙女さん。 今日パーっと遊んでさ、嫌なこと忘れようよ」 真島君があたしの肩に触れている。 ち、近いよ……。 「ごめん、遠慮しとくよ」 肩にある手を退けて少し離れる。 「遠慮しなくていーのに。 ま、いーけど」 また近い…… 何で近づいてくるのよぉ! え…… 時間が止まったような気がした。