俺は一応礼を返してエレベーターへと向かった。 まぁ……何回か来たことあるし、 社長の息子だしな。 でも、息子だからって言うのは好きじゃない。 エレベーターに乗り社長室のある最上階へ……。 はぁ~… 樹里にあんな顔させたの俺だよな……。 もう少しワガママになってもいいくらいだけどな。 チン―――