近いけど遠い・・・

少しでも長くいられたらな・・

毎日そう思うようになった。

悠美に心配かけたくないから、
精一杯の笑顔を作った。

あれから、1ヶ月が過ぎた。

「ねぇ、悠美。」

「なに?」

「いよいよ明日は卒業式だね。」

「そうだね。」

「受験には受かったんでしょ?」

「うん!」

たぶんこれで良かったんだ。
いつまでも悠美に甘えちゃだめ。

私は何度も自分に言い聞かせた。

「あ!家付いた。バイバイ!」

「あ、バイバイ。悠美」

はぁ~。もう卒業式か・・・

時間が止まればいいのに。


私はベットに入った。

ピピピピ・・・

アラームの音がする・・

起きたくないなぁ


かなり無理やりに体を起こして
リビングに行った。

ピンポーン


悠美が出てきた。

「おはよう。悠美」

「おはよう!詩織」

学校に着いたもうすでに
卒業式の準備が始まっていた。

「やばっ!」

「私たちもしたくしないと!」

パタ・・パタ・

急いで準備を済ませた。
「ふぅ・・なんとか間に合った。」


卒業式が始まった。