毎日が楽しい、不満も嫌なことも悠美といれば吹っ飛ぶ。
あたしたちは、昔から一緒だったわけじゃない。
あたしの家の近くに悠美が引っ越してきたことがきっかけ。
あたしたちはすぐに仲良くなった。
楽しい毎日がずっと続けばいいそう思っていた。
だけど現実はそんなにうまくいかなかった。
「私、受験することにしたんだ。」
「えっ!?じゃぁ同じ中学には行けないの?」
「詩織も受験したら同じ中学いけるよ。」
「え・・でも・・・」
私は家の事情でそんなことできなかった。
本当は同じ中学に行きたい。
「家は家族が多いから私だけが贅沢するわけには・・」
「そうか~。でも詩織と同じ中学行きたかったなぁ。」
「あたしだって悠美と同じ中学行きたいよ。」
これは仕方ないこと、そう自分に言い聞かせた。
一緒にいたい気持ちをグッと抑えて。
「詩織って携帯持ってたっけ?」
「持ってないよ。持ってたら連絡取れるのになぁ・・・」
「でも仕方ないよ。悠美の将来の方が大事だもん。」
「ありがとう、詩織。」
家に帰ってもこのことばかり考えていた。
頭がいっぱいで、夜も眠りづらかった。
答えが見つからないまま、次の日を迎えてしまった。
今日も受験の話になった。
「中学校は遠いの?」
私はこわごわ聞いた。
「う~ん、遠いかも・・」
「もう会えなくなるの?」
「大丈夫、家は変わらないから会えるよ。」
「本当!?良かった~。」
こういったものの私は心配だった、
もう会えないんじゃないかって・・・
だって、中学校は忙しいって知っていたから。
ガラッ
教室に入ると、皆がざわざわ騒いでいた。
このクラスはあまり好きじゃない。
男子がからかってくるからだ。
でも、いつも悠美が守ってくれる。
あたしにとって悠美は天使のような存在。
悪魔たちから守ってくれる天使のような・・・
でも、この生活ももうすぐ終わり。
もう悠美と同じ学校には通えなくなるんだ。
そう思うとなんだか胸が少しずつ痛くなってきた。
あたしたちは、昔から一緒だったわけじゃない。
あたしの家の近くに悠美が引っ越してきたことがきっかけ。
あたしたちはすぐに仲良くなった。
楽しい毎日がずっと続けばいいそう思っていた。
だけど現実はそんなにうまくいかなかった。
「私、受験することにしたんだ。」
「えっ!?じゃぁ同じ中学には行けないの?」
「詩織も受験したら同じ中学いけるよ。」
「え・・でも・・・」
私は家の事情でそんなことできなかった。
本当は同じ中学に行きたい。
「家は家族が多いから私だけが贅沢するわけには・・」
「そうか~。でも詩織と同じ中学行きたかったなぁ。」
「あたしだって悠美と同じ中学行きたいよ。」
これは仕方ないこと、そう自分に言い聞かせた。
一緒にいたい気持ちをグッと抑えて。
「詩織って携帯持ってたっけ?」
「持ってないよ。持ってたら連絡取れるのになぁ・・・」
「でも仕方ないよ。悠美の将来の方が大事だもん。」
「ありがとう、詩織。」
家に帰ってもこのことばかり考えていた。
頭がいっぱいで、夜も眠りづらかった。
答えが見つからないまま、次の日を迎えてしまった。
今日も受験の話になった。
「中学校は遠いの?」
私はこわごわ聞いた。
「う~ん、遠いかも・・」
「もう会えなくなるの?」
「大丈夫、家は変わらないから会えるよ。」
「本当!?良かった~。」
こういったものの私は心配だった、
もう会えないんじゃないかって・・・
だって、中学校は忙しいって知っていたから。
ガラッ
教室に入ると、皆がざわざわ騒いでいた。
このクラスはあまり好きじゃない。
男子がからかってくるからだ。
でも、いつも悠美が守ってくれる。
あたしにとって悠美は天使のような存在。
悪魔たちから守ってくれる天使のような・・・
でも、この生活ももうすぐ終わり。
もう悠美と同じ学校には通えなくなるんだ。
そう思うとなんだか胸が少しずつ痛くなってきた。

