「おはよ麗奈!」




「あ、梨々香と愛花おはよ」


「今日部活見学だね!



どぅするぅ?」



「うーん、あたしはバレー部。」




「バレーかぁ、いいねぇ、」



「梨々香達は?」



「うちらは、女バスにしよって」



「同じ体育館だからラッキーだね!」



「うん。」


「あ、梨々香達おっはよん」


「あ、るぅおはよ」



「トイレいっとった。

何の話?」


「部活!るぅはぁ?」



「るぅは、バレボだよ!

麗奈ちゃんと一緒ぉ」



「バレボか、莉緒ちゃんって子達も?」




「そうそ、」



そんな話をしてると、



なつと綾パンが入ってきた。




「あ、なっつぅ達おはようさん!」



「おはよー!」



「綾パン達、すっかり仲良くなって」



「まぁねぇ」


と綾パンが笑いながら言う。





「綾パン達、何部?」




「「テニスぅー」」





「テニス?黒焦げぇ(笑)」



「いーじゃん」


綾パンがむすっと言う。





「えぇ、テニスとか黒焦げの筋肉マンじゃあん」




「ひっでぇ(笑)」



「お前まじふざけんなよ(笑)」



笑いながら言う二人。



でも、梨々香と愛花のそういう所が苦手だった。





でも、






この出来事がきっかけで




こんなに簡単に崩れ落ちるなんて。