「あー…いいわよ、アリーシェさん」

テーブルの上に置いたピンドンの瓶を手に取る。

冬は意に介する事なく、また酒を堪能し始めた。

「何飲んじゃってるの冬先生っっっっ!」

絶叫するアリーシェ。

「キャンペーンさんが酔い潰れちゃったから相手がいなくてつまらないわぁ…アリーシェさん、誰にも言わないであげるから、こっそり私のお酒の相手しない?」

ノホホンと呑気な事を言う冬。