幸せなんて、知らない。

涼side

菜緒の腹の傷。

ぜってぇ、転んで付いたんじゃねぇな。

何か、鋭いもので切られた・・・。

ぽかったし。

って、何思ってんだ?俺。

あいつなんて、どぅでもいいし。

気にする必要なんてない。











だって、あいつは、俺たちから”親“を奪ったんだから。