「うぇーい!」
あぁ、今日もうるさいなあ。
私のクラスの男子ってなんでこんなにうるさいわけ?

でも授業中とか眠いときに笑わせてくれるから
たまにありがたいときはあるけどさー。
いつもはほんと耳障り。

「おい。」

「おいってゆってんだろ。無視かよ。」
え…もしかしてうちにゆってんの!!!?

「あ、あのー。もしかしてうちにゆってるの?」
「お前以外誰だってゆうんだよ。」
「あ…ごめん。」
こいつおもしろいけど軽いってうわさの利哉だよね。

「てゆか…なに?」
「お前ってさあ、メアド持ってたりとかすんの?///」
「持ってるけど?」
「もしよかったら教えてくんね?」
「え、うん。別にいいけどさ。」

「フゥ――――!!」
あー。
健人かよ。うるさいなー。

「うっせーな!///」
利哉なんか顔赤くない?
いや、思い込みすぎだ!
馬鹿か自分!!!
うぬぼれんな!

「じゃああとで紙に書いて渡すから。」
「おう、ありがとな。」