Survival Travel

『ち、がう…よね…?
これは…ゆ、うたくんじゃ…ない…。

そう…だよ、ね…?』

昴「うら、らちゃん…。

みっ、見ちゃダメ、だっ!」

『ぅ…うわあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』

吐き気がこみ上げてくる。
目の前の"モノ"は本当に裕太くん…?

人違いじゃ無いの…?

自分だって辛いはずなのに昴くんは私の事を抱きしめてくれる。

ありがたいことなんだろうけど…
今は、今だけは、放っておいてよ。