ギュッと赤ちゃん握りしたスコップをグリグリと砂に突き刺してバッと引っこ抜いて…穴をあけた…らしく持ってきていたプラスチックのカップをそこに埋める…さらには上から砂をかけている?ような飛ばしているような…ともかく笑顔でザクザクしているのを、ほんわかした気分で眺めていた。
しばらくそんなことをしていたらスコップなどはほおったままに、今度は座って揺することのできる遊具にフラフラと近寄る。
あいにくと先に遊んでいる子がいて、すぐ側で座り込んで待っている。
こんなとき、この一歳の娘や他の低年齢の、余り言葉の伝わらない子供たちに、順番ね、や、待ってね、は、難しい…。

