「それからも、友人としては話をする関係でいさせてもらいました…ゆっくり互いを知る時間を過ごしていて…今も、俺がかなりアピールしてる最中で、あの買い物も、言うなれば点数稼ぎみたいなもんで、クリスマスのプレゼントを子供に買ってあげるといって、どうにか、時間を合わせてもらい行った時でした。」
カシャカシャと写真を撮る音がする中でまた、口を開く翔哉。
「投稿のコメントを読まれた方も多く居ると思いますが、憶測で書かれた全てのコメントには俺も彼女も、その家族も…心から傷つきました。不倫でもないし、騙されてもいないし、あの子は…愛されている大切な彼女の子供で、俺も大切に思ってる子です。」
細かく一つ一つには答えていないが、言うべきポイントを簡潔に伝えてくれた。
私の気持ちも翔哉の言葉に乗っているようで、嬉しかった。

