もどかしさと苛立ちからヒステリックな声を出しながら説明する。 「だからっ!!!えっと、中央公園駅から、救急車きたでしょう?バイクとぶつかった人!!!その人よ!!小林幸太!どこに居るの?!」 「あっ!はいっ!えっと、少しお待ちください、え…ぇ、と…」 ようやく、彩乃の言葉を理解し、手元の多分急患などの振り分けなどがわかるのであろう、パソコン画面を確認しだした。 彩乃は自分の大声でもぞもぞと起き出してしまった紗彩をあやしているからか、イライラからか身体を揺すりながら待っていた。