「…………メグ、こそばゆいんだけど」


「ごめーん!でもこれ可愛くない?」


「そうね、かわい…、クシュッ」


「あはは!ユズくしゃみ、…クシュンッ」


「…………メグ、それしまいなさい」


「えー?私が出したんじゃないよー」


「じゃあ誰が…、てか何が…」


「ふはっ!悪い、俺だよ」


『……』




いきなり第三者の声が


メグとキョロキョロしていると、頭上から「こっち」と声がした




「いやぁ、おもしろいよね、二人とも」


「アルさん……びっくりした…」


「………」




メグ、とりあえず威嚇やめようか