「私、お父様たちに聞いてきましょうか?」 「そうね、ユズが決められないなら、そうした方が手っ取り早いし。 アリー、お願いね」 ウィンディさ……ウィンディがそう言うと、アリエッタちゃんは部屋を出た。 お父様ってことは……ここの王様? 最終手段に出たわけね…アリエッタちゃんはお姉さん似なのね……。 私が軽く放心していたら、ライトさんが話しかけてきた。