先輩との約束の日が来てしまった


一応きちんとお化粧をして、服装もばっちり決めてきたつもり


本当は聡とデートするときの為に買った服だったんだけどな…


「おまたせ!」


背後からの声に振り向くと、大槻先輩が爽やかな笑顔で立っていた


「こんにちは」


「うん!じゃ、行こっか!」