黒髪にピアス

制服もちょっと着崩してて

チャラそうに
見えるかもしれないけど
凛はどう思ったかな

その日俺は
集会を忘れてしまったせいで
先生の怒りをかってしまったけど

凛に助けられその日は帰れた

翌日、先生の紹介の声と同時に
教室に入ると

そこには
凛がいた。

俺のいるこの教室は
成績トップクラス

成績優秀のこのA組に
なんでいるのかって
顔をしてる凛。

やっぱり
そう思ってたか

俺はそんな凛に
からかうようにいった。

「なんでこのクラス?
って顔だな」

俺は見た目からして
確かに成績優秀って言葉は
似合わないかもしれない。

というか
クラス全員の目が
そう訴えてるように見える。

みんなの視線が、
俺に刺さる

でもそんな中
凛だけは違った。

「分かっちゃった?」
凛は無邪気に笑って言ってみせた。

やっぱり俺は
凛のことが好きだと

確信した瞬間だった