俺は思わず追いかけた。

たどり着いたのは屋上
そこに寝転がる凛。

一度近づこうとした時
むくっと凛は起き上がった。

ばれたと思って焦ったけど
髪を横で結んだ君はまた寝転がる。

静かな空間が好きなんだと
俺は悟った。

この時、俺は
集会のことなんて忘れてて。

凛に興味を示す俺は
思わず近い距離で顔を覗き込んだ。

始めて見た時から
思っていた。


凛は綺麗な顔立ちをしてて
さらさらのロングヘアが
よく似合う

凛を狙ってるやつが
相当いそうだな

じっと見つめていると
突然開いた君の瞳。

びっくりする俺は
すぐには動けなかった。

でも君は素早く起き上がる。
さすがだ

「だ、誰っ」

戸惑う顔も可愛くて