好きなもんは好きなんだ




健太とは
いっぱい会ったし、
毎日メールもした。

最初は幸せで、
付き合って正解だったって
思ってたんだ。

でも違った。

健太は毎日のように
好きって言ってきて、
凄く嬉しかった。

でもだんだん嬉しくなくなってきた…

毎日言われて慣れたって
わけでもなくて、
普通に嬉しくなかった。
そして私は、そんな健太を
こうやと比べていた…

こうやはこうだったなとか、
こういうとこは、
こうやほうが良かったなとか、

私はまだこうやが忘れられずにいた。