「…分かった。さっき案内板で見たが、この先に別れ道がある。そこで別れよう。 森の出口で、また会おう。」 拓也が重い口調でそう言い、更にこう付け加えた。 「ただし、何かあったらすぐ連絡しろ。このネックレス使ってな。」 「分かった。ありがとう」 こうして私達は明日、別れ道で別れることになった。