一息ついた所で、改めて少し話した。 「ふうー…にしても、大変だね私達。」 「なんか突然だったもんね」 「…どうしてここに来ちゃったんだろうね」 それは、みんなが思っていたこと。 なぜ、俺たちはここに来たのか。 いや、来させられた…? 魔王の所へ行けば、わかるのだろうか。 自分達がここに来た理由。 それが分からないのは、大きな不安を生む。 でも、みんなも不安なはずだ。 俺がしっかりしなくちゃ。