「オイ、あれ見ろ!あの雲!!嵐になるんじゃないか!?」 「!!本当だ!みんな、中に避難しろ!」 慌てて船の中に入り込む。 船の行き先は、変えられない。 航海技術のない私達が船旅を続けられたのは、自動で船が動くから。 確実にこのまま、嵐に突入する…。 拓也が口を開く。 「みんな分かってるな?何かあったら…このネックレスで連絡を取り合うんだ。」 「うん、分かってる…」 「よし……そろそろ来るぞ。」 私達の間に会話はそれ以外なく、ただ静かに静かに、嵐の中へ入っていった…