ーーーああ、わたし馬鹿だ…




1人で自分を追い込んで、勝手に傷ついて…




心を閉ざしてたんだ。




美々はあんなことでわたしを嫌いになったりしない。




恨んだりもしない。




他の4人も、わたしが心を閉ざして尚、仲間だと思っててくれてた。







…仲間のために、今できること。




そんなの、決まってる…。






わたしは美々のカバンからキズナノイシを取り出し、美々の方に向けた。








「一緒に、戦おう。」







美々はニコッと笑い、キズナノイシに手を乗せた。