学校ではおかしなほど普通に過ごせた
友達と笑いたくさん遊んだ
ただ1ついつもと違ったのは、体育の授業の後だった
何度も穿いたスカートなのに、今まで一度も間違えたことなんて無いのに
スカートの前と後ろ側からなくて・・・・
ただ、スカートを両手でウエストの部分をクルクルと回していた
それが担任の目に留まったことは言うまでもなく
「スカート前後ろ分からないの?」
と声をかけてきた
「・・・・」
何も言わない私に
「どうしたの?前はこっちよ」
と優しく教えてくれた
でも、いざ穿いてみると穿きごごちが悪くて仕方ない
それでも前後ろの判別が出来ない私は従うしかなかった
「先生有難う」
そう言って席に着くと
「なんか変よ。どうしたの?」
首をかしげる先生に私は何も答えなかった
給食だって残さず食べた
放課後までスカート以外は何も変わっていなかった
帰りの会も終わり私は家に帰ることにした
朝から考えないようにしていたことが頭に浮かぶ
そして、私は思う
今日は帰って何するんだろう・・・・
その頃帰りに校庭の鉄棒でみんなで空中逆上がりの練習をするのが日課だった
その日も友達に誘われたけど
「今日は帰る」とだけ答えた
早く1人になりたかった
でも、1人になると怖かった
だから、鉄棒しちゃおうか迷ったけど
でも、帰ることにした
現実を目で見なければこれからを見失うと思ったから・・・
友達と笑いたくさん遊んだ
ただ1ついつもと違ったのは、体育の授業の後だった
何度も穿いたスカートなのに、今まで一度も間違えたことなんて無いのに
スカートの前と後ろ側からなくて・・・・
ただ、スカートを両手でウエストの部分をクルクルと回していた
それが担任の目に留まったことは言うまでもなく
「スカート前後ろ分からないの?」
と声をかけてきた
「・・・・」
何も言わない私に
「どうしたの?前はこっちよ」
と優しく教えてくれた
でも、いざ穿いてみると穿きごごちが悪くて仕方ない
それでも前後ろの判別が出来ない私は従うしかなかった
「先生有難う」
そう言って席に着くと
「なんか変よ。どうしたの?」
首をかしげる先生に私は何も答えなかった
給食だって残さず食べた
放課後までスカート以外は何も変わっていなかった
帰りの会も終わり私は家に帰ることにした
朝から考えないようにしていたことが頭に浮かぶ
そして、私は思う
今日は帰って何するんだろう・・・・
その頃帰りに校庭の鉄棒でみんなで空中逆上がりの練習をするのが日課だった
その日も友達に誘われたけど
「今日は帰る」とだけ答えた
早く1人になりたかった
でも、1人になると怖かった
だから、鉄棒しちゃおうか迷ったけど
でも、帰ることにした
現実を目で見なければこれからを見失うと思ったから・・・


