「1/4の奇跡」左側の君に【完】










「バカ!見んなって言っただろ!!」





拓人はガシガシと目を擦って涙を拭いていた。






「なんで泣くの?どうして?」



「泣いてねーし」



「泣いてんじゃん!!」




「泣いてねーよ!」






前髪を引っ張って一生懸命目を隠している拓人。









「私のこと嫌い?」





拓人は俯いてしまった。




「嫌いになったの?」





拓人は頭を抱えた。




「じゃあ・・・




私のこと好き?




一度も私に好きって言ってくれなかったよね・・



でも、私はちゃんと、


拓人に愛されているって感じてた。








それって・・・






私の勘違いだったのかな・・・」








拓人は、顔を上げた。









「本当にごめん。








俺の決めたことを、わかってほしい。






別れよう・・・俺たち」