「ひとつだけ持っている・・・」 「そうです。 お母さんの★ ということです」 なるほど・・・ 「それは、なにか問題があるんですか?」 「たとえば、 結婚問題です。 聞こえている女の子でも、 もしかしたら、☆★と、ひとつ遺伝子を持っている子もいるので、 その難聴遺伝子をひとつ持っている子と拓人くんが結婚した場合、 1/4の確率で難聴の子が生まれてきます」