ソファーに座ってもらって、
私はキッチンにお茶を取りに行った。
お母さんは夕御飯を作っている途中だったらしく、
また、作り始めた。
「お父さんは?」
「さっき天文台を出たってメールがあったから、
もうすぐ帰ってくるわよ」
私は冷蔵庫を開けた。
すると大きな箱が冷蔵庫の中をドーンと占領していた。
「お母さん・・これなに?」
お母さんも冷蔵庫を覗いた。
「あ~それね。ケーキ!ケーキ買っちゃった!いっぱい!うふふっ」
・・・・・なんでいっぱい。。。
私はペットボトルのお茶を出して、コップについだ。
その時目にしたのは、皿の上にこんもり盛られた茶色い山。
「夕御飯は、唐揚げ!
お隣のしゅん君のママがね、
”男の子は唐揚げ出しておけば大丈夫だ”って言うから。
いっぱい作っちゃった!」
・・・・だからなんでいっぱい。。。
「拓人、唐揚げとケーキ好きかな・・・」
私はお茶の入ったコップを二つ持って、
ソファーに行った。



