「そういう・・・」
思わず拓人を見てしまった。
「ん?」
拓人は頬杖をついたまま、ちょっと不機嫌そうに私を見た。
拓人と、そういう・・・
一気に顔が熱くなった。
「お前何考えてんだ?」
「わあああ!!」
私は両手で顔を隠した。
「和泉って見た目だけじゃなくて、中身も真面目なんだね」
「はあ?訳わかんねー」
拓人は立ち上がって教室から出ていってしまった。
「和泉には天文台のコテージで泊まるっていう計画、話した?」
私は首を振った。
「なんか、どう言ったらいいか考えちゃって。
お父さんが、拓人次第で泊まってもいいかどうか考えてやるって言ってたから」
詩織はちょっと驚いていた。
「花音のお父さん厳しいね」
「そうなんだよ。
でも、みんなで泊まったら絶対に楽しいと思うし、私絶対計画を実行したい。
拓人次第って、
拓人がどうすれば、OK出す気なのかなぁ・・・」



