「私、小さい頃に家族で、
星空天文台のコテージに泊まったことがあるんだよ!
その時見た星・・・超綺麗で今でも覚えてる!!
じゃあ、その時花音のお父さんいたんだね!」
詩織が・・天文台に?
「私冬休みに、彼氏とプラネタリウム行ったばっかだけど。
天文台の方にも行けばよかった・・・
ちょっとうちからは遠いから、
終わったらすぐに帰っちゃったんだ」
莉子も・・彼氏と?
「あそこ本当にいいところだよね・・
また行きたいな・・・
そうだ!今度みんなで泊まりに行こうよ!
あそこ泊まれるじゃん。
莉子と莉子の彼氏。
私と、彼氏。
それから、花音と・・・
和泉で!」
え・・・・
「みんな・・・星・・好きなの?」
「え?好きだけど?ねえ」
「好き好き」
莉子も詩織も当たり前かのように頷いた。
「うれしい・・な・・・」
私は両手で顔を隠した。
「やだ!なんで泣いてんのよ!」
頭を撫でられて両手から顔を出すと、
詩織が手を伸ばして頭を撫でてくれていた。
「大丈夫?」
私は両手で、頬をこすった。
「ありがとう・・
思い切って話して・・よかった。
私、お父さんに泊まれるか聞いてみる」
莉子と詩織はやっぱり親友だ・・と思った。
みんなで泊まれたら楽しいだろうな・・・
お父さん・・許してくれるかな・・・



