「1/4の奇跡」左側の君に【完】

次の日、大学病院へ行った。





いつものように検査を終え、

いつものように医者の前に座った。





でも、いつもと違った。


医者は、険しい顔をしていた。



そして、検査結果の紙を見せてきた。




「これ、君も見れば一目瞭然だよね。





これは、あまりよくない。


薬を飲んで・・もう難しいかな・・・



これはいつのだ？」


医者は目の前のレントゲンをじっと見つめた。




「前回からだいぶ経っているから、中の状態をもう一度見よう」




























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