「………は?」 「あ?何だよ?」 いやいや…あのね、お兄さん。 「コレはベタな間接キッスになるのでは?」 「気にするな。 食えよ。美味いから。」 「弥生の未開封なの頂戴!」 「嫌だ。 この味は俺のだ。」 私のは赤。おそらく苺。 弥生は緑。青リンゴかマスカットと推定。 「食いたくねーなら。もういい。」 ヒョイと取り上げられてしまった。