「…僕のこときちんと見てくれるから、です。」 「自意識過剰。」 「ち、ちがっ……! そういう意味じゃなくて…対等に扱ってくれるというか…」 「そんなことないよ。 私、南のことペットに見える時あるし。」 「ひ、酷い… でも、沙羅さん。他の人みたく僕に良い子良い子って頭撫で撫でしたり、膝の上に抱っこしようとしたり、ぬいぐるみプレゼントしたりしないじゃないですか!」 …いや、むしろアンタはそんなことされてたの?