「沙羅さん、ありがとうございます!!」 「良いよ。 ハイ、お疲れ。」 私は氷をくるんで冷やしておいたハンカチを差し出す。 タオルとかドリンクとかは他の女子にいっぱいもらっただろうから、供給率の少ないものにした。 「うわぁ…気持ちいい… それに沙羅さんの香りがする…」 弥生が言えば変態なんだろうけど、南が言えばこうも違うのか… 南と居るとペットを飼った気分になる。 こう考えてる時点でフラグ立ってないよなぁ… つくづくダメだな、私って。