「へぇー…ソレが弥生君からのペンダントなんですか…」 やはり南の声のトーンは下がっていた。 …だから言ったのに。 「やっぱり相笠さんの言う通りあの時のデートでお揃いのもの買えば良かったなぁ…」 そっちかよ。 何か分からないけど、ホッとしてしまった。 「沙羅さん、どうかしましたか?」 急に南にじっと見つめられ、ドキッとしてしまう。 ん? ドキ…………?