認めないから!



「へぇー…ソレが弥生君からのペンダントなんですか…」




やはり南の声のトーンは下がっていた。


…だから言ったのに。




「やっぱり相笠さんの言う通りあの時のデートでお揃いのもの買えば良かったなぁ…」




そっちかよ。


何か分からないけど、ホッとしてしまった。




「沙羅さん、どうかしましたか?」




急に南にじっと見つめられ、ドキッとしてしまう。





ん?


ドキ…………?