まぁ、ちゃっかり協力はしてくれたんだがな。
「あ、弥生だ!
おーい、弥生ー!」
俺が頼んだその日ロコちゃんは上手いこと言って沙羅とデートしてくれるよう頼んでくれたらしい。
「だから、弥生ご褒美頂戴!」
「仕方ねーな…」
俺はロコちゃんの額にキスをしてやった。
そしたら殴られた。
「バカ!弥生のバカ!
沙羅ちゃん見てるのに!」
……別に構わねーよ。
「ロコちゃんがご褒美っつったのに…」
「私は沙羅ちゃんとの恋応援してるのよ!
そんなの望むわけ………あ。」
……やっぱりそうか。
きっとロコちゃんは俺に少し罪悪感を感じている。だから、せめてもの償いでこんなことをしてるんだろう。


