「そうか。 んじゃあ、俺の顔があまりにも格好良すぎたか?」 普段ならアホらしいと言う私でもコイツには言えなかった。 本当にその通りだったから。 だけど私は頷くことも出来ず…かといって否定も出来ず… 「……頭の方が気になった。」 よく分からないことを口走ってしまったのだ。 だけど、ソイツはそんなおかしな発言をバカにするわけでも無視するわけでもなく、 「ブハ……何だそれ。 確かに目立つが、まずは顔だろ?」 そう笑った顔があまりにも栄えた銀髪に似合ってたから。