私は荷物を持ち、数人の友達にあいさつをして図書室に向かった

・・・ガラッ

ドアを開けると、黒崎くんは椅子に座って本を読んでいた


「・・・藤本さん
とりあえず座りなよ。」


私は黒崎くんの前に座った
「・・・で。何があったの?」
「え・・・元カレにヨリを戻さないかって言われて・・・
どうすればいいかわかんないんだ・・・」


直樹の名前は出さずにあったことを話した


「・・・そっか・・・藤本さんは今でもその元カレのこと好きなの?」


「わからない・・・
あの時嫌いになって別れたはずなんだけど・・・
久しぶりに顔を見て・・・
声を聞いたら自分でもよくわかんなくなってきた・・・」


ちょっと涙声になりながらもなんとか思っていることを言った・・・

すると・・・