「遊んでるよ?」


そう答えるあたし。



他愛ない話をしてご飯も食べ終わり会計を済まして外に出た時だった。




「今日は健吾ん家?」


背伸びをしながら聞くユキト。


「あぁ━━…」


「いや!今日はユキトん家行きたい!」



健吾の言葉をかき消すように、とんでもない言葉を発したあたし。



もちろん2人とも「え?」って顔であたしを見てきて、あたしも自分の言葉に「え?」ってなった。