意外と 健吾の部屋は綺麗だった。 クマのぬいぐるみがベッドにあるのが、 なんだか可愛い。 「………ん?」 ドアの隙間から目が合う相手。 「……健吾の、大事な人…?」 恥ずかしがりながらあたしの隣に来る子供。