「健吾に憧れるやついるんだ~」


「健吾さんは総長なんですけど仲間を心の底から大事にしてるんすよ~。見た目怖いですけど、どちらかと言うとユキトさんの方が俺らは怖いっす。
この話内緒っすよ?」



ユキトの方が怖いとか意外。



「美丘ちゃん!」


声のする方に振り向くと健吾とユキトが立っていた。




「焦ったよ!部屋戻ったら美丘ちゃんいないし…。ご飯買ってきたから食べよ!」




「はーい」



あたしたちはまた黒の部屋に戻った。