それなのに酔ったルミの彼は幸恵に声を掛けてきた。
気持ちが沈んでいたせいか?悪酔いした幸恵は彼に誘われるまま
一夜の過ちを犯してしまい、次の日のお昼休み、
幸恵はルミに正直に告白した。
不倫相手のこと
妊娠のこと
悪酔いしていたこと
「一人で産んで育てていきたいけど、父親がいないことで子供に不憫な
思いをさせたくないのよね。だからルミさんの彼に誘われたとき‥‥‥
私は‥‥‥こんなに弱い私に本当に母親が務まるのかな?」
顔をぐちゃぐちゃにして泣きじゃくった幸恵のことがルミは不憫になった。
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