年下くんの策略







教室の入口を見ると昨日のイケメンくんが何食わぬ顔で立っていた





――――――幻覚じゃなかったのか?




「ねぇ、ゆうな」

「何?」


向かい側に座っているゆうなにたずねる


「昨日のイケメンくんは幻覚じゃなかったのか?私、幻覚だと思ってたんだけど、あそこにイケメンくんがいるよ。私、ワケわからないヨ」

「いいから早く行けば?」



………おっしゃる通り。



仕方なくイケメンくんのところへ向かう


あ、やべ。イチゴ牛乳もって来ちゃった


置きに帰るのも面倒だったのでそのまま向かった



「どうも」


イケメンくんが律儀に頭をぺこりと下げる


「どうもどうも」


私もつられて頭を下げる


イケメンくんは今日もイケメンだった。