数時間後




「ゆいかせんぱーい」

「うぅ……」



何個かのジェットコースターに乗った挙げ句結局完全に私は調子が悪くなっていた


無理して何個もジェットコースター乗るんじゃかった…


意地でもけんくんの無表情を崩そうとしたけど隣でけんくんは私の背中をさすっていた

これじゃ逆じゃんか
ダメだなぁ私



「大丈夫ですか?」

「まだちょっと…」



気持ち悪いいいい

ジェットコースターで酔ったの初めてだよ
最悪だ



「じゃあお昼挟んでないんで、そろそろ休憩しますか?」

「お願いします…」



時計を見ると既に15時近くだった

休憩せずにぶっ飛ばして乗ってたから全然分からなかった


「おれ飲み物買ってきますね」

「……うん」



ベンチで一人うずくまる私


ああ私何やってるんだろう……