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翌日
けんくんと昨日一緒に文化祭回る約束をしたのでけんくんのクラスへ来た
何気に私初めてけんくんのクラスに来たかも
いつもはけんくんが私のクラスに来てたからな…
とりあえずけんくんを呼び出してもらうためにドアの付近にいた男の子に話しかける
「あ、君けんくん呼んでくれる?」
「けんくんって柳原けんっすか?」
「うん」
「まじっすか!!?」
なぜか大きく目を見開きかなり驚いている男の子
けんくんとは違って表情豊かだ
いや、これが普通なのかな
けんくんが無表情すぎるのか
なんだか基準が狂ってしまいそうだよ
「いやー!あのけんがー!」
「ん?」
「何でもありません!すぐ呼びますね!
おーいけーん!可愛い先輩来てるぞーー!」
クラス中響く大声で言う男の子
可愛い先輩ですって。
お世辞でも嬉しいじゃないか
きっとあの子は良い目してるよ
ちょっと声が大きすぎるけどね
すぐに男の子の声に気づいたけんくんはすぐに私のところへ来る
「けんくん、さっきの男の子に君、良い目してるねって言っといて」
「?はい。?」
「うん、よろしく。じゃあもうすぐ文化祭始まるから行こう」
「はい」
けんくんと並んで歩く。
まだ一般客は来てないから混み合ってないけど、これからきっと混むはず
昨日回れなかったぶんいっぱい楽しもー!
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