後ろを向くと焦げ茶色ぐらいの髪の毛でスラッとした体型の顔が整ってる、いわばイケメンという部類に入るぐらいの男子が立っていた



「あ、私?」


自分で自分を指さすとイケメン男子くんはこくっと頷く



「ゆーかの知り合い?」

「ううん知らない」


むしろ私が聞きたいぐらい。

誰、このイケメンくん


こんなイケメンくん私の周りにはいないよ

いたら私毎日しつこいぐらい連絡とるよ
毎日押し掛けるよ



「じゃあ何で一年がゆーかに用があるのさ」

「知らないさ」


イケメンくんのネクタイの色は赤

私の学校は学年ごとにネクタイのストライプの色が違っていて1年は赤、2年は緑、3年は紺だ

ちなみに私は2年だから緑



「長嶋ゆいか先輩」

「はいっ!」


一歩ずつ私に近づいてきて、1m付近の所で止まって口を開いた