「えー、高野ちゃんよぉ。
大分変わってるけど分かるわ」



恥をかいた私を、
南先輩は更に追い詰めてくる。


南先輩、あんたは鬼か!?





もう帰りたい・・・。

蓮君に正体ばれても良いから、
この生き地獄から誰か救って・・。



今日一日でプライドがズタズタに
なった私のハートはもう壊れた。

家に帰り布団の上で充電しない限り、
修復不可能と言えるだろう。



「はい、高野です、今は相沢です。
もう・・帰って良いでしょうか・・」



聞きはしたものの、返事は聞かず
その場を去ろうとした時、

蓮君が話しかけてきた。